こんな夢をみました。
巨額だった財政赤字も着実に減少に向かい、
バラマキ的な予算は姿を消し、筋肉質な歳出構造の下で皆が知恵を絞り、
消費税は15%となってはいるが、将来が見通せる安定的な年金制度となって、自己責任の下で各自が自らの将来に備え、
大いなる規制緩和の下で、各自が生まれ持つ力を最大限発揮して経済・芸術・文化・スポーツの世界で自己実現し、
道州制の下で道州間競争が活発化して行政がスリム化し、
地域社会は、コンパクトシティの下で、効率的でエコで温かい街となり、
人々が、思い思いのNPOに参加しながら社会貢献し、
企業は、世界最強の技術を持ち、国際的な全面展開をしながらも雇用と収益を国内に確保し、
中央政府は、外交、治安、医療・介護など全国ベースの社会保障制度の運営などに、優秀な国家官僚がスマートな行政を展開し、
憲法が改正されて、自分の国は自分で守るという自主独立の気風が国民全体にあふれ、
教育水準は再び世界最高水準で、食料自給率は7割を達成し、
国政を担う政治家がクレバーで、なおかつ、ノーブレスオブリージュの気概を持つ。
こういう国に私は住みたい。
衆議院議員 さいとう健
- ※コンパクトシティ:都市の郊外への拡張を抑え、中心部に行政、医療、教育、交通などの都市機能を集積し、中心街の活性化と都市住民の利便性を向上しようという概念。
- ※ノーブレスオブリージュ:身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。
(参考)百科事典、大辞泉