自由民主党 衆議院議員 さいとう健 Official Site

新型コロナ対策

 新型コロナ対策として、5月25日現在、10都道府県に緊急事態宣言が、8県にまん延防止等特別措置が発令されています。

 にもかかわらず、感染は思うようには収まりません。いくつかの理由があると思いますが、さいとう健は、9割置き換わっているとも言われる英国型変異株の影響が一番大きいと考えています。この変異株は従来型に比べまして、感染力で1.3~1.5倍、重症化リスクは1.4倍と強力になっており、特に若年層での感染が増え重症化事例も増えています。今までと同じ対策では効果が出なくなっているのも、当然と言えば当然と言えるでしょう。

 

 ならば、これも当然ですが、対策も一段と厳しいものにしていかねばならないということになります。私権制限には慎重でなければなりませんが、現行特措法の下でも、かなりのことができるのです。例えば、緊急事態宣言が出れば、休業要請や命令までできます。これを用いれば今まで以上の厳しい措置が可能になります。

 

 一方で、現在においても、経済が悪化し、失業したひとり親の方が生活に苦しむという状況も放置できないので、悩ましいところであります。

 なので、さいとう健は、大阪府でこの厳しい措置を先行実施してその効果をみたらどうかと思っています。大阪では重症患者さんが病院に入院できない状態が続いており、死亡例も増えていますから、大阪府民の皆さんの理解が得られやすいのではないかと思います。もちろん、経済への影響緩和措置も実施しながら。

 

 コロナとの戦いは、今が正念場です。ここで、強い対策をうって、新規の感染を最小限に抑えながら、ワクチン接種が進むのを待つ。それしか方策はないのではないでしょうか。

 諸外国の例を見れば、国民のおよそ3割の方々に接種が進めば、感染拡大は止まるし、およそ5割の方々の接種が済めば終息に向かうと言われています。それまでの辛抱なんです。

 こういう意識を皆が持って、国民の皆さんと自治体と国が気持ちを一つにして進んでいく。なんとかそういう展開にならないか。さいとう健は微力ながら力を尽くしていく決意です。


2021.06.01|考え方

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