落日燃ゆ。広田弘毅
昨晩、テレ朝のドラマを見ました。
開戦回避に努力した総理・広田弘毅が、Ａ級戦犯で絞首刑。
しみじみ極限状況での人間の生きざまというものを考えさせられました。
それにしても、あの大戦はなぜ防げなかったのか。何を学ぶべきなのか。
実は、さいとう健は、これまで20年かけてこのテーマを探求しています。
数年前には中間報告として本も書きました。
大戦に至る要因として、指導者層の劣化は、何をおいても指摘しなければな
らない。それは、明治の指導者達が死に絶えたところから始まったと思われます。
※詳しくは、拙著「転落の歴史に何を見るか」(ちくま新書)を。8刷のベストセラーです。
広田弘毅の外務省同期入省者に吉田茂がいるが、吉田茂の孫が今の麻生総理、
吉田茂のおじいさんが大久保利通。
指導者層の変質は今も抱える大課題だ。ねえ、みのさん。
再開第一回のメルマガ(健ズバッ！)、堅くなってしまった。すみません。これから、
堅いの柔らかいの取り混ぜて、言いたい放題お届けします。乞うご期待。
さいとう健
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メルマガ・健ズバッ！Vol.2
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