こどもの駆け込み寺
昨日、わが党の「Children Firstのこども行政のあり方勉強会」で、教育評論家の尾木ママから、こども達が置かれている深刻な現状について話を聞きました。
さいとう健は、副知事時代に様々な悲惨なケースに立ち会った経験から、こどもが親などに悩みを打ち明けることはまずないので、こどもが自ら悩みを打ち明けられる駆け込み寺をどう作っていったらいいか、と質問しました。
尾木さんからは、こどもの「駆け込み寺」はオランダが進んでいる、権威と権限のある教育機関への監視機関があり、こども達の声を踏まえて、教育機関を指導し、改善を提言し、評価する仕組みがあるとのことでした。
また、名古屋市の「なごや子ども応援委員会」では中学校毎に、日本の多くの相談窓口と違ってカウンセラーが毎日常勤で、元校長先生や、退職した警察官もいて、こども達を応援しようという気持ちでやっているとのことです。
こどもたちを助けよう、応援しようという気持ちがあれば、知恵は出て来る。そう強く感じたところです。この勉強会で何ができるか、仲間と議論してみます。
令和3年4月16日
元農林水産大臣
衆議院議員 さいとう健
2021.04.16|活動報告