地元放射線問題
原子力政策は自民党政権の下で推し進められてきたものであり、今回の福島第一原子力発電所の事故は、慙愧に耐えないところです。改めてお詫びいたします。
さいとう健の地元でも、ホットスポット問題が発生しましたが、実は当初、発電所の敷地外に放出された放射性物質対策について、どこの省庁が担当するかさえ決まっていませんでした。そういう事態を想定していなかったからです。
そこで罪滅ぼしの思いもあって、政府部内で体制整備と対策をきちんと決めるように政府に何度も何度も要請しましたが、進まないものですから、私も立案に深く関わりながらわが党の議員立法で法案を提出し成立しました。
この法律のポイントは、次のとおりです。
① 清掃工場内の放射性焼却灰の処理は、国の責任において行う。
② 自治体が実施する除染は、国が費用を出す。
この法律は、平成24年1月1日から動き出しましたが、骨抜きにしようという動きもあり、今後も厳しく監視していきたいと思います。
平成24年1月1日
衆議院議員 さいとう健
2012.01.01|考え方