『転落の歴史に何を見るか』出版のお知らせ
本日から、拙著「増補 転落の歴史に何を見るか」が書店に並びます。
この本は、10年ほど前にちくま新書として発売され、おかげさまで8刷を
重ねたものです。このたび、リクエストにお応えする形で、文庫本として出版
されることになりました。この文庫版の裏表紙にある宣伝文句は、こうなって
おります。
「1905年の奉天会戦から1939年のノモンハン事件に至る34年間は、
国家改造計画から共産主義思想まで、日本が内発的な改革に呻吟した時代だっ
た。しかし、結局、軍部の専制を防げず、未曾有の敗戦という結末を迎えるこ
とになる。日本の自己改革はなぜ失敗したのだろうか。官僚から政治家となっ
た著者が自らの体験を振り返り、近代史との様々な対話の中から、その原因を
追究する。」
今回の大震災への政府の対応を見ても、我々は、戦前の失敗から一体何を学
んでいるのだろうかと深くため息をつかざるを得ません。変わっていない。日
本人は、戦前の弱点をそのまま引きずっている。
さいとう健が国政を目指すことになったのも、この本を書きながら、それで
は自分は何をなすべきなのかという点を突き詰めた結果であります。
テレビでおなじみの寺島実郎さんが帯に宣伝文句を寄せてくれました。
「近代史を直視し、現代の困難と格闘する本物の政治化の知性 寺島実郎」
ご関心のございます方、ぜひ御笑覧いただければ幸いです。
齋藤健著『増補 転落の歴史に何を見るか』ちくま文庫(760円+税)
【筑摩書房】
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480428264/
平成23年4月7日
衆議院議員 さいとう健
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メルマガ・健ズバッ!Vol.41
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