ひきこもりの社会参加を考える
先週、自民党に「いわゆる『ひきこもり』の社会参画を考えるプロジェクト・チーム」が設立され、さいとう健は座長代理を務めることとなりました。
いわゆる「ひきこもり」とされる方の人数は、15歳から39歳で約54万人、40歳から64歳まででは約61万人、合計115万人と推計され、増加傾向にあります。年齢が上がってきているのが大変気になります。
周囲の方々の悩みも深く、対応も容易ではありません。
政府も自治体と協力して、全国67ヶ所にひきこもり地域支援センターを設置するなどしてますが、十分とは言えません。
まだまだ社会の偏見や無理解もあると思いますし、したがって、相談したくてもできない方々も多いと思われます。
簡単な話ではありませんが、さいとう健は、いわゆる「ひきこもり」の状態となってしまった人に寄り添いながら支援して、成功した事例などを共有していくことが大事だと考えています。
今後、現場の方々のご意見をうかがいながら精力的に検討して、国として何ができるか、来春には結論を出していきたいと考えています。
令和2年12月21日
元農林水産大臣
衆議院議員 齋藤 健
2020.12.21|活動報告