こども施策をしっかりやれば全てうまくいく!
さいとう健は、自民党の「Children Firstの子ども行政のあり方勉強会」に参加していますが、先日、明石の泉市長さんから大変興味深いお話を伺いました。
明石市では、「こども未来部」、「こども局」という市の組織を創設し、こども部門の職員を3倍増、予算を2倍増にしたら、素晴らしい好循環が生まれたというのです。
こども施策を充実させたら、8年連続で人口が増加し、出生率が1.70に上昇し、賑わいができて来訪者が7割増え、商業地の地価が7年連続上昇し、市税収入も7年連続で増加し、その税収でこども施策を充実させるという好循環が。
具体的なこども施策の一端をご紹介しますと、5つの無料化ということで、高校生までの医療費は無料、中学生の給食費も無料、第二子以降の保育料も無料、親子とも遊び場の利用料は無料、おむつは満一歳まで無料なだけでなく宅配で届けてくれる。
こういった施策をきっかけにさきの好循環が生まれたと。もちろん、これらの施策には当初は大変な反対があったということでしたが。
明石市は、人口30万人のベッドタウン。さいとう健の地元でいえば、松戸市と流山市の間ぐらいの大きさです。 実に傾聴に値するお話でした。
本勉強会では、国も同様にChildren Firstの施策を充実させるべく「こども家庭庁」を創設したらどうかという観点から検討を進めることとなっています。また興味深い展開がありましたら、このメルマガでご報告いたします。
令和3年2月4日
元農林水産大臣
衆議院議員 齋藤 健
2021.02.04|活動報告