自由民主党 衆議院議員 さいとう健 Official Site

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「ひきこもり」対策の提言がまとまりました

 先日、さいとう健が会長代行を務める「ひきこもり支援推進議員連盟」において、提言のとりまとめを行いました。いわゆる「ひきこもり」とされる方は115万人に上るとされ、それも若い方だけではなく40歳から64歳までの方は61万人強と、幅広い年齢層に広がっています(※出典後述)。

 さいとう健は、従来から、「ひきこもり」問題に特に関心を持っており、これまでもプロジェクトチームで提言を行い、政府の活動を促してきました(例えば、令和3年5月20日メルマガ)。

 更に深堀した議論を行うため、令和4年1月には「ひきこもり支援推進議連」を同僚議員と立ち上げ、以降、8回、当事者や家族、民間支援団体等からヒアリングを行ってきました。

 ヒアリングでは、ひきこもりの方々の受け入れに積極的に取り組んでいる企業の方々にも来ていただき、実際にひきこもり経験のある方からのお話も伺いました。個々人の適性を活かすことはもちろん、短時間雇用や在宅就労など、一人一人の状態にあった多様な働き方を創出している企業の取組は注目に値します。提言には、更に広めていくという方針を盛り込んでいます。

 また、当事者の目線に立つことも重要です。成功体験・失敗体験を活かした支援ができるよう、ひきこもり当事者やその家族となった経験を持つ支援者である方々、いわゆる「ピアサポーター」の養成・活用についても、今回の提言では明記しました。

 与党として、政府としっかり連携し対策を進めることができるよう、5月23日には、高市政調会長に提言を申し入れました。また、6月7日には松野官房長官に申し入れを行うなど、 政府にも申入れを行っています 。

 ひきこもりは、当事者個人の問題ではなく、様々な社会要因によるものであり、社会全体の課題だと、さいとう健は考えています。偏見を取り除き、互いの多様性を認め合い、一人一人が幸福感ややりがい、生きがい、安心感を持って過ごすことができる社会の構築につながればと切に願っています。

 令和4年6月8日

  元農林水産大臣
  衆議院議員 齋藤 健



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