自由民主党 衆議院議員 さいとう健 Official Site

法務省の仕事から その2

 通常国会の会期末まであとひと月となりました。昨年11月の予期せぬ法務大臣就任ではございましたが、皆様のご期待に違わぬよう、全力で奮闘の毎日です。
 前号に引き続き今回も、法務行政に携わりながら気づいた点を、皆さんと共有したいと思います。

 

〈アジアの国々と〉
 今回お話したいのは、アジアの国々が法整備をするにあたって、法務省が長年にわたり実に重要な貢献をしてきているということです。さいとう健はここまで貢献しているとは思っていなかったので、不明を恥じねばなりません。
 日本語で日本の法律を学ぶ。この難しい課題に挑戦し、帰国したら国の発展のために生かしたい。そういう高い志をもって日本で学んでいるアジアの学生たち。その一部の方々と話す機会を得ました。
 法務省と連携して法整備支援事業を展開している名古屋大学の法政国際教育協力研究センターに留学中のウズベキスタン、ベトナム、カンボジア、モンゴルからの4名です。彼ら彼女らは国に帰ればエリート中のエリートで、中には、政府の中で高い地位を得て、国をリードしていく方もいる。そういう方々が、私に対して、国に帰ったら祖国の発展のためにこうしたい、ああしたいと熱を込めて真剣に話すんです。もちろん、日本語で。
 一番驚いたのは、そのきらきら光る眼とさわやかさでした。こういう素晴らしい若者が、おそらくそれぞれの国で次の時代を切り開いていくんだろう。そう思うのと同時に、かつて、ドイツに留学し夜も寝ずにドイツ憲法を勉強していた伊藤博文も、おそらくこんな眼をしていたのではないかと思ったりもしました。
 こういった法務省の仕事は、目立たないかもしれませんが、将来、国に帰った彼や彼女を通じて、日本とアジアの国々との関係の強化に必ず役に立つと確信しています。

 

 令和5年5月29日

  法務大臣

  衆議院議員 齋藤 健



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