初夢
巨額だった財政赤字もプライマリーバランスが着実に減少に向かい、
国民意識が向上してバラマキ的な予算は姿を消し、筋肉質な歳出構造の下で皆
が知恵を絞り、
消費税は15%となってはいるが、年金制度が積み立て方式に切り替わって将来
が見通せる制度となり、自己責任の下で各自が自らの将来に備え、
大いなる規制緩和の下で、各自が生まれ持つ力を最大限発揮して経済・芸術・
文化・スポーツの世界で自己実現し、
道州制の下で道州間競争が活発化して行政がスリム化し、
地域社会は、コンパクトシティの下で、効率的でエコで温かい街となり、
人々が、思い思いのNPOに参加しながら社会貢献し、
企業は、世界最強の技術を持ち、国際的な全面展開をしながらも雇用と収益を
国内に確保し、
中央政府は、外交、治安、医療・介護などナショナルミニマムの社会保障制度
の運営などに、優秀な国家官僚がスマートな行政を展開し、
憲法が改正されて、自分の国は自分で守るという自主独立の気風が国民全体に
横溢し、
教育水準は再び世界最高水準で、
食料自給率は七割を達成し、
国政を担う政治家がクレバーで、なおかつ、ノーブレスオブリージュの気概を
持つ。
こういう国に私は住みたい。
本年一年、皆様にとりまして良き年になりますことを御祈念申し上げます。
平成24年1月6日
衆議院議員 さいとう健
2012.01.06|考え方