自由民主党 衆議院議員 さいとう健 Official Site

東北地方太平洋沖地震を受けて 

 東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。未だ安否のわからない方々の一刻も早いご無事が確認できますことを念じております。

 昨日の地震勃発時、さいとう健は、議員会館の地下を歩いておりました。そして、まさにエレベーターに乗ろうとしたそのとき、突如としてエレベーターの利用中止のサインが点灯し、何でだろうと思ったその瞬間、大きな揺れが始まりました。もう少しでエレベーターに閉じ込められるところでしたが、これは大変なことになると直感いたしました。

 かつて、経済産業省で電力の課長を経験をしておりました関係で、地震の対処については、まさに当事者であったわけでありますので、その瞬間、わがことのように緊張いたしました。

 現時点では、人命救助、二次被害の防止、ライフラインの確保に専念すべきときであります。そして、日本人が皆一致団結してこの国難にあたるべきです。国政に携わる者は、与党と野党の対立は休戦にして、協力しながら対策に万全を期す。さいとう健は、統一地方選挙も延期すべきだと思います。 日本人が一致協力しなければならないときに、亀裂を生むような選挙はやるべきではない。そして、間違っても政治家は、己のパフォーマンスのために、現場で命がけで作業している方々の邪魔をしてはならない。

政府や自治体、自衛隊、警察、ライフラインに携わるご関係の方々は、正確な情報伝達につとめながらパニックを防ぎ、命がけで手を打っていく。国民の皆様も、節電などできる限りのご協力をいただく。皆が自分にできることをきちんとやっていくしかありません。

 かつて、電力の課長をやっていた関係で、さいとう健は、福島の原子力発電所が心配でなりません。さいとう健は、避難指示などのこれまでの政府の対応は、早めの対応ができていると見てあげるべきだと思っておりますが、問題はこれからです。

 私の経験から見ても、決して容易な局面ではありません。本当に不測の事態です。が、一方で、決して対処できない事態とも思っておりません。 難しい局面も来るかもしれませんが、今は前を向いて、冷静に関係者の命がけの奮闘を信じていくしかありません。さいとう健も、国政の現場で最善を尽くしていく覚悟です。

平成23年3月12日
衆議院議員 さいとう健


2011.03.12|考え方

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