ごあいさつ～新しい政治を目指して
「新しい政治」を求める声が高まってきております。
この一年、個人的には、自民党の政務調査会事務局長など、1年生議員としては
前例がないくらい働くチャンスをいただいてきましたが、一方で、国会での議論
に加わりながら、こんなんで本当にいいのかと憂いを深める日々でありました。
この数ヶ月だけとっても、わが国の国政は大きく後退していると思えてなりま
せん。外交も、経済も、財政も、社会保障も、教育も・・・・。
もはや大きな手術をしなければ、この国は命を永らえることはできません。そ
のためには、政治が、真摯で責任感ある処方箋を作り、体を張って困難な手術に
立ち向かわねばなりません。
日米関係を基軸にしながらも巧みな外交力を養い、産業空洞化を回避しながら
経済の競争力を磨き、安心できる高齢社会を目指して細い道ではありますが財政
と社会保障の一体改革を進め、子育てはバラマキではなくて世界一の教育立国に
カムバックすべく全ての教育関係者のエネルギーを集中し、自立しながら個性を
発揮できる地方分権を断行する。
そのためには、年功序列の中で長くやることを目指すのではなく、短くてもい
いから物事を成し遂げることに命をかける、龍馬のような、さわやかで、有能で、
力強い、新しい政治家群の登場がどうしても必要で、これがなければ物事は動き
ません。
現状はほど遠いと思いながらも、さいとう健は一歩でも半歩でも前進させるべ
く完全燃焼を続けます。
皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。
平成22年12月24日
衆議院議員 さいとう健
2010.12.24｜考え方
