自由民主党 衆議院議員 さいとう健 Official Site

「強くて、やさしい国」を目指して

 日本が目指すべき方向
「道に迷わば、原点にもどれ」という私の好きな言葉があります。
日本の原点は、いったい何なんでしょうか?
資源もなく、エネルギーもほとんど輸入に頼り、食糧すら4割しか自給できないわが日本にとりましては、輸出などで外貨を稼ぐ産業を持ってないと、そもそも食べていけません。つまり、強い経済・産業を持ち、かつ、世界の国々と良好な通商関係をもつ「強い国」、これが日本の目指すべき第一の原点だと思います。
そして、社会的に支援が必要な方々に対しては「やさしい国」、これが第二の原点です。強い経済力がなければ社会福祉もやりようがありません。強い産業国家を目指しながら、同時にその力によって社会福祉を充実させ、誰もが安全で安心して暮らせる日本を作り上げてゆく、これこそが、わが日本の追い続けるべき永遠のテーマではないでしょうか。
人材こそ大事にすべき資源
もう一つ付け加えますと、日本が有する唯一の資源といっていいのが、人材です。この大事な資源をいかに大事に育てるか、つまり、倫理性に富み、きちんとした教育水準を維持した人材をいかに育成し続けるか、これもまた日本の原点だと思います。
優先順位の時代
この原点を大事にすることから、見えてくるものがあります。それは、政策の優先順位です。
財政難の折、すべての政策を実行することは不可能です。いかに、優先順位をつけてゆくかがこれからの政治の重要な役割になってゆきますが、原点がなければ優先順位もつけられず、下手をすると、声の大きな者の言うことが通るということにもなりかねません。
さいとう健の政策優先順位につきましては、おいおいこの「月刊さいとう健」でご紹介してまいりますが、財政難の時代ほど、国政を担う政治家の軸が大事になるのだと思います。
日本原点、「強くて、やさしい国」づくりに、さいとう健は微力ながら力を尽くしていきたいと考えています。

平成19年9月 
さいとう健


2007.09.01|考え方

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