自由民主党　衆議院議員　さいとう健　Official Site

　日本国内で新型コロナウィルス感染症が検知されてから３年弱が経とうとしています。さいとう健も、厚生労働委員会与党筆頭理事等の役割を担いながら、医療の確保、感染拡大防止、影響を受けた方々への支援策の実施など、対応してまいりました。

　今後の課題は、今回の反省を生かし、次なる感染症に備えることです。わが党ではこれまで、この課題について議論を深めてまいりましたが、いよいよこの臨時国会で、感染症法等の改正案を審議する段階となりました。

　いくつか紹介しますと、まず、感染拡大期に万全の医療提供体制を確保するため、事前に、行政と医療機関の間で、病床の確保等に関する協定を結ぶ仕組みを作ります。一部の医療機関には、感染症発生・まん延時に、医療の提供を義務付ける仕組みを創設します。また、民間の保健師等が、保健所を支援する仕組みも創設します。

　そして、機動的なワクチン接種も大切です。日本で接種が行われている新型コロナワクチンは、重症化予防効果が90%以上という報告がありました。
　新たな感染症が発生した際に、国が費用を全額負担して知事や市町村長が早急にワクチン臨時接種を行えるようにするとともに、個人番号カードで接種対象者を確認するなど、素早くワクチン接種が行える仕組みを作ります。
　加えて、歯科医師等もワクチン接種が行える法的措置を講じます。

　この臨時国会では、これ以外にも、障がい者の就労支援をさらに進めるための法案など、大切な法案の審議がいくつも予定されています。さいとう健は、こうした大切な法案の成立に向けて、力を尽くしてまいります。

　令和4年9月26日

　　元農林水産大臣
　　衆議院議員　齋藤　健

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