民主党・新代表誕生について
新しい民主党の代表が決まりました。総選挙間近です。さいとう健は、鳩山新
代表の下で、健全な政策論争が大いに盛り上がることを心から期待してます。
ただ、一点だけ注文がありますのは、やはり、西松事件です。多くの国民の皆
様が説明不足を感じ、鳩山新代表も、小沢さんはもっと説明すべきだと言い続け
てきたわけですから、新民主党としては、これで終わりとするわけにはいかない
と思います。
くどくど言うつもりはありません。次の二つの素朴な疑問をはっきりさせてい
ただければ、さいとう健としては結構なんです。
年間2,500万円、10年間で3億円の寄付が、西松建設からさまざまなルートを通
して小沢前代表の資金管理団体に入っていました。さいとう健のように、爪に火
をともすようにして政治活動をしている人間は、事務所にタケノコを持ってきて
くださった方がいるということをスタッフから聞いただけでも、それはどこのど
なたで、お礼の電話を入れなければと、本当に気になります。
でも、小沢さんは、この巨額な資金提供について、誰からのものか詮索しない
のが常識だと言いました。普通なら、資金提供者としては何としても自分からの
ものだと本人に知ってもらいたいはずなのに。本当にそんなことがありうるのか
。この点が、第一点。
もう一つは、これだけの巨額の寄付が、本当に見返りを求めてのものではなか
ったのか、ということです。明確な依頼がなくても、報道されているように、邪
魔されたら嫌だから寄付していたというのも、さいとう健は、法的には問題がな
くても、社会的には十分問題だと思います。この点、みんなが納得するような説
明が是非とも欲しいと思います。
自民党にも、西松建設から寄付を受けている方々がいるので、この方々にもわ
かりやすい説明を求めたいと思います。正直言うと、政治と金の問題は、さいと
う健はうんざりです。小沢さんだからとか、民主党だからということではありま
せん。だらだらせずに、はっきりさせて次に進みたい。そう思うだけです。
2009年5月11日
さいとう健